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2006年7月19日 (水)

イリーナ博士講演の大本営発表

いろいろなところで物議を醸しているイリーナ博士だが、どうやら私の地元でも講演を行っていたそうだ。さすがに私は行けなかったが、先日主催者側からの発表があったので引用する。

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まあ予想したとおりの大本営発表であった。発行元のつくば・市民ネットワークは生活クラブ生協を母体とした政治的な団体のようだ。幻影随想のイリーナ博士東京公演レポートコメント欄を読むと、生協全てがこのような活動を支持しているわけではないということのようだが、これでうちの地域の生協が黒いことは確認できた。

報告されたデータの問題点については上記幻影随想の記事や松永和紀のアグリ話●「科学」の名に値しない遺伝子組み換え毒性試験(1)「科学」の名に値しない遺伝子組み換え毒性試験(2)ロシア人科学者の遺伝子組み換え毒性試験を総括に譲るとして、今回はこの報告を読んだ感想をいくつか書こう。

日本を含め多くの国で安全性を承認されている除草剤耐性の遺伝子組み換え大豆の摂取が、ラットの出産や子どもの成長に影響を与えた

まあそうなるのであろうな、主催者側から見たら。自分たちの主張に都合のいいデータなら実験の信頼性などどうでもよいのだろう。

同じような実験を他の研究者にも実施してほしいと何度も述べていました。

こんなずさんな実験はできないし、やろうにも実験条件が明らかにされていない(本人すらわからない)し、仮にまともに試験をしたとしても「条件が違う」とか難癖つけて終了の予感が。

沢山の質問が出ましたが、時間の関係で全ての質問に答えることは出来ませんでした。後日、つくば・市民ネットのホームページで回答を掲載する予定です。

松永氏によれば質問は事前に主催者側によって取捨選択されていたようだ。となると、主催者側に都合の悪い質問が選ばれなかったというのもうなずける話だ。答えられなかった質問は後日回答されるようなので、全ての質問に答えているかどうかを含めて、ワクワクテカテカしながら待つとしよう。

(追記:イリーナ博士の論文はこちらで読むことができる。論文とはいってもシンポジウムでの発表だからどんなデータでも言いたい放題。)

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コメント

 幻影随想さんのコメント欄に出没している生協職員です。「沢山の質問が出ましたが、時間の関係で全ての質問に答えることは出来ませんでした。後日、つくば・市民ネットのホームページで回答を掲載する予定です」って本当にやるんですかね。まぁ、主催者に取捨選択された質問であっても、運動に関わる側のメンタリティは分かると思うので、ブックマークに入れて気長に待ちます。
 その前にイリーナ博士の論文をしっかり読むとしましょう。ちなみにウチの生協は“黒く”ありません(苦笑)。共感する人はいるでしょうが・・・一部には。

投稿: 日日不穏日記 | 2006年7月19日 (水) 23時52分

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